
オカダ監督、ちゃーんと任務を果たしました。
ほんとに強運。
だって、ウズベキスタン弱かったもの。
あれが中東のチームだったり、朝鮮半島のチームだったりしたら、勝ち点とれてなかったところです。
中身なんてどうでもいいの。
任務は「予選突破してワールドカップ本大会に出場すること」なんですから。
さて、前回、激しい運動を水を飲まずにやってると痛風になるよ、って書きました。
今日はそのつづき。
高校の野球部は水を飲まないで練習してたので痛風になったってことなんだけど、アタクシも高校のサッカー部でむちゃくちゃな練習を水を飲まずにやってました。
でもアタクシは痛風にはなってないし、チームメイトの誰も痛風になんてなってませんでした。
う〜む。
練習が足らんのか、水飲んでたのか。
たぶんね、水飲んでたんだと思う。
「水飲んでんじゃねーぞ、おめーら」って2年生や3年生やOBやらに脅されつつも、メッシュの練習着に水ぶっかけて網目に残った水滴をすすってたし(おい)、シュート板の後ろに飛んでったボールを拾いにいったついでにポリタンクの中の水(これは飲料用ね)を一口二口飲んでた。
アタクシの母校はとてつもない封建的な部だったので(でも当時の強豪校。前年度の選手権優勝チーム)、1年生はほぼ毎日走らされるんですね。
これを身内では「説教」と呼んでました。
練習が終わって、2、3年生は部室に引きあげる。
1年生はボール磨きやりながら、隣の作業部屋で待機してる。
するとおもむろに部室の重い引き戸がガラっと開いて、2年生が全員上下ジャージを着てでてくる(真夏でもそう)。
「1年シューゴー」
シュート板を背にして2年生が並び、その前に1年生が両方のつま先をぴったりつけた「気をつけ」で並ぶ。
「お前らよぉ、言われたことちゃんとやってんのかよ」
「やってまーす」(やってないなんて言えない)
「やってねーから言ってんだよ、まわってこいよ」
切り出しはだいたいこのパターン。
「まわってこい」=グラウンド走って来いっつーことなので、1年生はグラウンドを1周走ってもどってきます。
「誰がいいって言ったんだよ。いいって言うまでまわってこいよ」
スタスタスタ。
「いいぞー、もどれ」(だいたい3〜4周)
1年整列。息が乱れる。
「ハアハア言ってんじゃねーよ、まわってこいよ」
スタスタスタ。
1年整列。
「ちんたら走ってんじゃねーよ。お前らの走るっつーのはあんなにオセーのかよ。全力疾走しろよ。まわってこいよ」
スタスタスタ。
1年整列。
「お前らよ、サッカーのグラウンドはいつからコーナーが丸くなったんだよ(1年はみんなコーナーの内側を走ってる)。まわってこいよ」
スタスタスタ。
1年整列。
「お前らよ、グラウンド整備ちゃんとやってんのかよ。グラウンドがたがたじゃねえかよ」
「・・・・・・」
(グラウンド整備は朝、授業開始前にやることになっていて、ちゃんとやっているんだけど、体育の授業で使うので乱れてるだけ。でもそんなこと言うと火に油)
「返事がねえんか。まわってこいよ」
スタスタスタ。
(このあたりですでに20周はしていて、かなり消耗してる)
「お前ら、ちんたら走ってんじゃねー。後ろからオーシマ(2年生)が追っかけていくから抜かれたらもう1周だぞー」
(でもオーシマさんは元気いっぱいなので抜かれるに決まってる)
スタスタスタスタ。
スタスタスタスタ。
「お前らの今日のマッチ(紅白戦。ほぼ毎日やってる)で審判まともにできてねーじゃねーか。審判もできねーのか。まわってこいよ」
(ほんとは、適切なジャッジしてるんだけど、2年生、3年生がそのジャッジが気に入らなかったっつーだけ)
スタスタスタ。
「お前らよ、練習中にシュート板の裏に隠れてポリタンの水飲んでんじゃねーよ」
「飲んでません」
「飲んでっから言ってんだよ。まわってこいよ」
スタスタスタ。
ま、こーゆー感じで延々と「説教」は続くのですよ。
でね、アタシラは1年のときの「説教」は、だいたい2年生のサクライさんとオーシマさんが仕切ってた。
このオーシマさんがね、いっつも機嫌わりーの。
「おめーら、練習中に水飲んでんじゃねーぞ」
「休憩時間中もダメだかんな」
っていっつも言ってたし、「水飲んでたろ」って言って「説教」を始めるヒトでした。
でも、そのオーシマさんもOBが来て練習でしごかれるときはアタシラ1年生と一緒の状態。
走らされてボロボロになってる。
夏の炎天下の練習でOBにめちゃめちゃ走らされたときのこと。
休憩時間があったので、アタシラ1年生も2年生も水道に直行。
泥を落として、顔とアタマに水かけてリフレッシュするっつーのが表向きの目的。
で、アタシラ1年生はとなりにオーシマさんもいるので、水をかけてただけ。
でも、ふと横のオーシマさんを見ると、水をガン飲みしてる。
1年生全員がそれを凝視してると、オーシマさんはこう言いました。
「暑いときはよー、水飲んだっていいんだよ。カラダがほしがってんだからよお」
「・・・・・・」
これ以降、オーシマさんの説教ネタから「水飲んでんじゃねーよ」はなくなりました。
てなわけで、アタシラはなんだかんだ言いながら水飲んでたので痛風にはならずにすみました。
めでたしめでたし。